BMW

2009年7月26日 (日)

アルピナ試乗!

現行のアルピナB3を見るのは初めて、アルピナそのものに試乗するのは初めてです。神戸BMWから試乗のお誘いが来ていたので、気合い入れて明けに関わらず朝一番で乗り込みました。

まず、内装が美しい、そして車高が低いですねえ。ホイールアーチとタイヤの間には手が入らないくらいで、うちのターボ君といい勝負。排気音は先代M3かと思うほどいい音です。足はしなやかでまさにアルピナマジック。335よりハイチューンなのに関わらず、335にあった不自然なシフトや吹け上がりが皆無。これは確かに家族のためのスポーツカーですねえ、でもスキーや別荘に行くにはちょっと車高が問題ですね。そして、知らない人にはただの3erと思われてしまうというのが玉に瑕。

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さて、次はX6 xDrive35i。アルピナの次だと、さすがのX6も見劣りします。乗降は思ったより易しいですが、ラゲージの入り口は高すぎますね。よくそこに腰掛けて食事したり、ボーっとしたりするんでこれは困ります。で、走り出すと、意外と街乗りのトルクは十分。このエンジンは先のアルピナのベースになってるし、最近は7erにも積まれているようで、3リッタークラスでは、たぶん世界一ではないでしょうか。(ポルシェの直噴NAもかなわないかも)。後方視界はかなり狭いですが、ガヤルドよりは広いと思いますので、そう警察屋さんにビクビクすることも無さそうです。

最近X5Mが出て、かなり気になってる自分はSUVに乗ってアメリカ人みたく堕落しちゃいましたかね〜?でも、奥様もX3は乗りやすいわ、シートヒーターも付いてるしとご満悦のよう。

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2009年1月31日 (土)

次期ファミリーカーへの道は・・・

年末年始はFRのクルマを妄想してましたが、スキーシーズンとなるとやはり四駆が欲しくなります。もちろんFRでもスキー場の単なる往復くらいは問題ありませんが、同乗者の不安感や、雪道の追い越しなど困る事があるのは事実。

となると、絶滅寸前のAWDワゴンか、この時代にKYなSUV。そして右ハンドルは地方都市に住む自分にとっては必須。(左用の駐車場ゲートは何で大都市にしかないんでしょう?)

カイエンやX5だと車庫の問題もあるので、まずはX3の試乗を三宮のディーラーにお願いします。(GLKは奇妙キテレツな外装、貧乏臭い内装、左ハンドルのみなので、当然圏外。)ちょうど2.5の試乗車が空いているということで、再度山とポーアイへ。まず乗降は太いサイドシルのせいで服が汚れます。次に内装は、E46の印象が強くてちょっと古くさいです。ナビは全く役に立ちませんが、サイドカメラモニターの役目があるので外せないです。走り出した印象は、DSモードにしてもマニュアルで1速発進してもかったるいです。335のエンジンが必要ですね。見切りは意外と悪くないですが、助手席側の視界は要注意です。

山に行きますと、まずエンジンがしょぼいので全然加速しません。でも車検証で前輪930 Kg、後輪 870 Kgとバランスがいいからか、回頭性は悪くないです。とはいえ、車重が重いからか雨の下りではズルリときてヒヤッとします。次はポーアイへ行き、ちょこっと飛ばしてみますが、ドイツ車はどれも中間加速重視ですからこのクルマも快適です。全体の印象は、鎧を着た3シリーズという感じでしょうか。(英語の大西先生はX5をよく走るゾウガメと評していましたが。)

でも最近よくスクープされている次期X3はかなりそそります。ベビーカイエンも出る噂があるし、これから流行しそうなクラスですよね。

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次に大阪へ移動してフォルクスワーゲンのパサートR36の試乗。(3.2のV6でもよかったんですが、内装がどうしても気に入らない。アウディは以前所有して費用対効果に納得がいかなかったし。)これは去年出た最新型で、3.6 Lの強力な横置きエンジンにフルタイム4WD、DSGが付いて荷室容量も600 Lというカタログ上は理想的なワゴンです。車重が1770 Kgと重いので発進は一瞬もたもたしますが、DSGなのですぐに怒濤の加速をします。前輪 1020 Kg、後輪 750 Kgと前後バランスが悪いですが、レガシィも860と620なので、普通のAWDはこんなものなんでしょう。内装は若々しく、照明の青いアクセントも意外と趣味がいいです。ハンズフリーが無かったり、VICSビーコン無し(渋滞考慮ルートできない?)と画竜点睛な所はありますが、リアシートヒーターが標準などほぼ5シリーズ並の装備です。新古車が500万円とレガシィ3.0の新車と100万円しかかわらないので、ちょっと惹かれましたが(新車でも600万円のバーゲンプライス)。

ただ、問題なのはクルマよりもディーラーの姿勢だと感じました。最近、神の雫でブランド論を展開してますが、ブランドとはある程度あこがれ(買うためにがんばるとか、持つことで自信を高めるとか)であるべきで、ブランドを維持するためにはなみなみならぬ努力が必要なのです。しかし日本法人は、メーカーがこれほど頑張って作っているにも関わらず、(国産車を乗ってきた)客に合わせて納期を優先したり、すごい値引きをしたりで、視点が下すぎです。そりゃ商売ですから、お金を儲けるのも大事でしょうが、もうちょっと自社製品にプライドを持つというか、ブランドイメージを高めるようにしないと、国産車ユーザーやフォルクスワーゲンマニア以外からは相手にされないと思います。

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2008年12月31日 (水)

休暇のあとは仕事?妄想?

世間は年末年始9連休とかのんびりしているようですが、私は仕事始め。24日から始めて休みは昨日のみ、今日も神戸市内某所でお仕事です。でも、ヒマなんでクルマ雑誌を見ながら次期ファミリーカーの妄想中。

最初はやっぱりAWDでそこそこ速い長距離が楽なクルマと考えて・・・

・アウディA8 6.0 W12:アウディの旗艦であり、オールアルミボディなど装備てんこもり。スキーバッグも付いて、積載性も十分。アクの無さ、値落ちの激しさ、自分にはまだ似合わない、ということで却下。(結構程度は良かったですが、3年落ち、10万キロで新車価格の4分の1という下落のすごさ)
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・ポルシェカイエン:ターボなら初代、現行ならGTSあたりが良さげ。ポルシェ2台体制もいいかなと思いましたが、万が一、事故った時の周りに対する影響、乗り降りのしにくさ、でかいくせにレガシィよりも積めない、不当に高価であると考えて却下。
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・アウディA6 4.2:日本市場からは消滅したこの車種はエンジンが好評なものの、全体にはとっても評判が悪いです。装備はまあまあ充実してますが、値落ちが大きいのはA8と同じ。そしてA8より更にアクが無さすぎ。それがいいという人にはいいですが、私は却下。(それにシルバーは大っ嫌い)
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そういういことで、FRでと考えると選択肢が広がります。

・BMW M3セダン:以前試乗したクーペはV8の音がイヤで、吹けも悪かったですが、最近はそうでもないようです。ただ、荷物をあまり積めないということで却下。

・BMW 335iツーリング:先日も書いたように、いいクルマなんですが、いまいち決め手に欠きます。

・アルピナB3ツーリング:納期7ヶ月でなければかなり欲しいですね、絶対にアルピナグリーンで(本国のイメージカラーは緑です)。ただ、335iのエンジンにあまり手を入れてないところが残念なのと、日本では無名なので押しが足らないかな?
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・アルピナD3ツーリング:日本導入は検討中だそうですが、結構気になります。エンジンは2 Lの直4ディーゼルで、トルクは驚きの45.9キロ。330iより速いそうです。トルクコンバーターとの相性は大丈夫?ただ、価格がドイツで600万円前後とアルピナとしては安すぎるので、プアマンズアルピナとか言われそう。まだまだ日本はエコが遅れてますからね。

今日、気付きましたがアルピナの本国サイトに次期B7と思われるスケッチがアップされています。新7erはデザインが嫌いなんですが(E65の前期型が好きです)、B7はかなりイケてます。(もちろん価格が圏外)
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・BMW M5:速さ、ブランド力、積載性、デザインともに抜群。ヘッドアップディスプレイだけ持って帰りたいくらいでした。ただ、この出物は期待していたよりもくすんだ赤なのでがっかり。M6にはインディアナポリスレッドが似合うんですが、直線的なM5には青が似合いそう。といって新車となると、2009年中に5erが発表になるし、ツインクラッチがこれだけ出てきた昨今、いまさらSMGというのも・・・
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・ポルシェ パナメーラ:AWDもPDKもあってこれが最右翼ですが、予算的に微妙。2009年春のジュネーブショーでおそらくワールドプレミア。日本導入は2010MYが秋頃でしょうか。VWとパーツを共用するため、価格的にはカイエンと同等か少し安いくらいで、カイエンと同じ設計のエンジンを積み、カイエンより300 Kgは軽いであろうとのこと。安いとは言ってもポルシェの標準装備はパワーウィンドウなど最小限なものだけなので、オプションだけで200万くらいいくこともあるので要注意ですね。
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その他
・AMG E63ワゴン:装備は十分ですが、速いだけで走りはつまらないです。エラそうに見えたら何でもいいワゴンが欲しい小金持ち向け。しかも、左ハンドルのみの設定。911で左ハンドルの運転そのもには慣れましたが、地方都市に住んでるので駐車場の左用設備がほとんど普及しておらず、田舎のように無料駐車場があるわけでもないんで、どこかの施設に入るたびにクルマから降りないといけないのです。左ハンドル用の設計だから左ハンドルがいいと主張する人々が掲示板あたりにうようよ居ますが、別にサーキットを走るわけでなし、そこまで違いは出ないはずです。

・AMG C63ワゴン:ダサイ。圏外

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2008年12月16日 (火)

BMW 335iセダン(M Sports)試乗インプレッション(長文)

先日、三宮のBMWで335iツーリングの見積もりをした際に、24時間試乗が可能ということで貸して頂きました。職場まで持ってきてくれた担当Nさんに感謝です。

試乗はいきなり岡場のトマト&オニオン(爆)→湾岸を軽く流して→六甲山と、平日なので急いで回りました。

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まず【長所】
①アンバーの照明は目に優しくて、都会的でもある。北欧家具のように、簡素だが機能的で美しいインテリア。
②市街地でもそれほど固くなく、高速では路面に吸い付くように走る。
③高回転の伸びも低速トルクも十二分。(ファミリーカーにはちょっと過剰で330あたりが適正?)
④峠でもそこそこ粘る足回り、DSCを切ってテールを振り出すのも簡単。それでいて、運転者以外にも不快でない固さ。回頭性も50:50の重量配分のためか、とってもいい。ブレーキもなかなかへこたれない。
⑤シートヒーターは奥様絶賛。(私はカチカチ山になりますが)左右独立温度調整はこのクラスには標準になりましたが、必要なものです。後席用のエアコン吹き出し口も暑がりの人には嬉しい。
⑥固すぎず、柔らかすぎず、乗降性も、ちょっと飛ばすくらいでは十分なホールド性もいいシートです。適度に太いステアリングも上々。

【短所】
①善良な顔つきで、威厳なし。
②iDriveのナビはとっても扱いにくい。標準オーディオはE46 M3以下。耳垢いっぱいつめて聴いている感じ。音質調整は高音と低音のみで、20年前のカーオーディオみたいです。
③自動変速モードでは何速に入っているかわからない。おそらくトルクが太いがためにデフォルトで2速発進する(BMWのトルコンでは普通らしいですが)。停止時のブレーキホールド機能が無い(クリープは嫌いです)。
④シフトのパドルは増減でボタンが異なるので、手が小さい自分は持ち替えるか、ピンポイントの場所を握る必要あり。
⑤スマートキーは運転時にはスロットに差し込まないといけないので、いまいちスマートでない。(実は挿さなくていいという説も)
⑥トランク内の出っ張りが多くて使いにくい。
⑦この内容で700万円以上は高すぎます。

要は、運転してなんぼというクルマで、インターフェースの詰めはM3やアルピナに劣りますね。値段が違うので仕方ないでしょう。ファミリーカーとしては余裕で合格ですが。

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先日試乗したE63 AMGは豪華装備ですが、クルマに乗せられている感じでした。新型Cクラスはどうかというと、ヤンキーっぽい野暮ったい外観と貧乏臭い内装で、試乗する前から却下ですね。C63のエンジンは凄そうですが、別にあんなホイールベースの長いクルマなんかでサーキットを走る気はしないですし、公道では暴徒化して捕まりそうです。

ついでに、レガシィの長期レポートも。
【長所】
①高速をあまり加減速せずに制限速度+αくらいで走ると10以上伸びる燃費。
②軽量を生かして、峠では前輪荷重が多い割には意外と軽快。
③国産車でスバルだけがパーキングライトを装備している。

【短所】
①軽すぎるステアリング。高速では接地感が少なくフラフラ。
②柔らかすぎて横のサポートも少ないシート。長距離では相当疲労が貯まります。
③自発光式のインパネ。最近の国産車に多いですが、発光部と非発光部の光量差が大きいため目に優しくないです。
④低速トルクが所詮2 Lなので弱すぎ。街中では結局フルスロットル状態になることが多いため、通勤では燃費が悪く6 Km/Lを割ることもしばしば。
⑤ダッシュボードや内装材が安っぽい。高級感を出そうともしていない。(たかだか300万円くらいのクルマならこんなもの?)
⑥ロール、ピッチとも全体に多め。ブレーキの容量も明らかにエンジンに対して不足してます。
⑦勝手に外気導入に切り替わるエアコン、そしてエアコンフィルターが全く機能しない。エンジンを切ると動かなくなるパワーウィンドウ。
⑧車速感応ドアロックがなく(最近のにはあるかも)、施錠したら内側からはドアレバーを引いても解除できない(ロックレバーを切り替える必要あり)。緊急時はどうするつもり?ガソリンタンクの蓋もいちいちレバーを引いて解除する必要があるのがうざいです。ドイツ車は施錠しててもドアレバーを1回、もしくは2回引けばドアが開きます。ガソリンタンクの蓋はドアロック中も非施錠に設定できます。
⑨国産車はあまりメンテナンスしなくても乗れるとはいえ、消耗部品の警告システムがほとんど無いのは不安になります。灯火、ブレーキパッド残量、エンジンオイル量、タイヤ空気圧、クーラント量。これくらいは最低限必要でしょう。今まではガソリン満タンのついでに店員が見てくれるからよかったかも知れませんが、これだけセルフのスタンドが普及したら車検まで点検しない人のクルマなんて危なくってしかたないですね。(実際にリバースランプのコネクタが外れた時は気付かなかったし)

⑧でも書きましたが日本人は緊急対応やセキュリティに疎すぎますね。(横滑り防止装置やカーテンエアバッグが一部の高級車を除けばオプション扱い。このレガシィには偶然付いてますが。)おそらく今まで日本は安全だったためだと思いますが、自動ロックが無いと例えば信号待ちなどでドアを開けて荷物を盗まれたりする事件が日本でも少しずつ増えていたり、逆に解錠しにくい構造だと事故などの際にとっさに対処できない危険性があります。また、ガソリンスタンドで店員がいきなりドアを開ける姿がよく見られますが、これは外国ならトラブルになるでしょう。私にとってクルマというのは家以上に高度なプライベート空間なので、ドアを勝手に開けられるというのは、他人がいきなり外から自分の書斎にノックもせずに入ってくるのと同じことと考えますので、二度とその店には行きません。というか、直ちに帰ります。

ちなみに、横滑り防止装置は暴走を助けるものではなく、運転があまり上手でない人がカーブを曲がる時にオーバースピードで入ってしまったり、カーブの途中に水たまりとかオイルとか砂とかで不測の状況があったり、直線でも高速道路走行中に大きな障害物がいきなり出現した時に、四輪に別々にブレーキをかけてスピンやコースアウトを防ぐものです。わずか数万円の出費でかなりの事故を防げますので、皆さんぜひ買い替えの際には装備しましょう。後付けはできませんので。
カーテンエアバッグについては、例えば側面衝突やオフセット衝突に際には正面のエアバッグでカバーしきれない部分を覆って頭部を保護します。人間の脳の側頭部には海馬をはじめとする大脳辺縁系という重要な部分があり、短期記憶や感情という大切な仕事をしています。たとえ、目立った外傷がなくとも衝撃でここがやられたら、手足が動いてももはや社会的な活動はできなくなります。映画では「博士の愛した数式」や「50回目のファーストキス」といった作品が典型的な症状を現しています。カーテンエアバッグが短期記憶障害を予防したというデータがあるかどうかは知りませんが、脳の打撃は極限までに減らさないといけないことは言うまでもないと思います。

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